2010年10月07日

まずは近況報告から

ブログを再開することにした。
東京の企業へ転職して1年くらいたった頃、睡眠時間を含めて生活の7割以上が仕事になってしまい更新をストップした。私の場合、時間的な余裕をもつことは、ブログ運用のモチベーションと密接な関係があるようだ。このブログでは近況や作品の発表の場として活用していく予定だ。また出来る限り成長型の情報コンテンツにしていきたいとも考えており、散発的な記録が時系列に蓄積されるだけではなく、日々の思考や出来事がブログ上で絡み合い、相互干渉をおこし、私個人の新しい考え方につなげられるような外部装置として機能することもちょっと期待している。もっとも、表面上はただの日記に見えてしまうのだろうが。




京都から東京は北千住へ移住して3年半。IT系企業A社に2年半ほど在籍し、主に製薬メーカーのWebサイト制作に携わる。イラストレーターからデザイナー、そしてディレクターへ、短い期間ではあったが多くの職種を経験した。その間に長年交際していた彼女は妻となり、私生活にも大きな変化があった。日々新しいことが起こり、安定とは程遠い期間ではあったが、私の基本となる思想はこの時期に育てられたと思う。

A社を退職し、現在は医学書専門出版社の販売部に勤めている。私はイラストレーターを志し始めたころより、「制作の最終目標は営業にある」と考えていた。和久さん風(踊る大捜査線)に言えば、「本当のクリエイティブをしたければ営業になれ」という感じだろうか。上流下流という言葉はあまり好きではないが、一般的な制作は、企画立案(上流)から制作担当者に指示がおりる(下流)ころにはほぼ作るものが決まっていることが多い。理想を言えば、あるアイデアが生まれるその瞬間に担当者がその場(源泉)に位置し、提案ができることが望ましい。「イラストレーター」という制作職種の中でも最も末端(最下流)の職種からスタートした私は、いつか「制作のできる営業」になりたいと願っていた。結果として、現在の出版社販売部に所属できているという事実だけを見れば「念願」が叶ったということになるが、実際「本当のクリエイティブ」までの道のりはまだまだ遠い。



A社の社長Y氏の元で私は多くの経験を得る。退職し、少しばかりの時間と距離を置いた今は、なおさら当時の経験が参考書となり、現在の私の糧となっている。私の中でY氏は「本当のクリエイティブ」実現できつつある人物であり、既に私の10年以上先を歩いている人であった。本ブログではA社とY氏の話がよくよく登場することになるだろう。当時、私がY氏に指導を受けていながら理解できなかったことが、後にようやく理解できるようになるという事例が数多くある。在籍中には消化しきれなかった経験を、この場で少しずつ整理していきたい。



出版業界の話も多く登場するだろう。「電子書籍」の登場によってざわついている、まさに渦中の業界である。前職が「IT」だった為、「出版業界」のもつガラパゴス的な文化とのギャップに日々新しい発見がある。
初めてちょんまげをみた西洋人はこんな感覚だったのだろうか。。と言ってしまうと大変失礼になるのだが、私にはこの業界の人間たちが、人間味があり、成熟しており、安定もしていて平和だが、どこか滑稽、そのように見えるのである。



できれば簡単な漫画も掲載していきたいが、それは追々。まずは運用を安定させることを優先し、生活習慣の中に組み込むことが大切である。

まずは第一回。このあたりで。
posted by サトウヒロシ at 15:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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